MAN会報
「第45回御堂筋アズマネットワーク勉強会」
アレルギー・免疫学の二人の権威による講演、
大盛況に終わる


理事 藤川 儀夫

 前日の台風接近の心配も、まるで嘘のような晴天に恵まれた大阪大学中之島センター佐治記念ホールにおいて、NPO法人御堂筋アズマネットワーク主催、宮武内科協賛による「第45回御堂筋アズマネットワーク勉強会」が開催され、会場は約140名の聴衆にて満席となった。

 開会に先立ち齢91歳の上嶋幹子理事長の挨拶後、宮武内科 宮武明彦院長より参加者に対する謝辞があり、今回、日本を代表する2名の若手新進気鋭のアレルギー・免疫学の専門医に講演をお願いすることになった経緯が説明された。

 最初は「アレルギー性鼻炎に対する新治療戦略」という題目にて、福井大学医学部耳鼻咽喉科頭頚部外科学 藤枝重治教授が講演され、座長は気管支喘息遺伝要因の研究最前線でご活躍されている理化学研究所遺伝子多型(ゲノム)研究センター玉利真由美先生が務められた。

 2番目の講演は「セマフォリンによる免疫制御-レルギー疾患との関連を中心に-と題して、大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫アレルギー内科学 熊之郷 淳教授が話され、宮武明彦先生が座長を務められた。講演開始にあたっては座長から各講師の略歴が披露された。

 両先生の今回のご講演は、私達のごく身近で日々体験しているアレルギー疾患と免疫に関する興味深いテーマであり、豊富な生の分析データや動画等で、実に分かりやすく且つ笑を誘う楽しくなる話術でもって、われわれ患者が解り易い様に最初から最後まで上手く講演が組み立てられていた。聴衆の皆様は熱心に傾聴し、活発な質疑応答で所定の時間が不足する程であったが、両先生共にアレルギー抑制のために「食事」が大切であると強調されているのが印象的であった。

 講演は約3時間近くの長丁場であったが、参加者はそれぞれ新しい知識を得て帰路についた。今後の両先生のますますのご活躍が期待できる講演会であった。
 最後に当勉強会の開催に当たり、参加者の皆様、会場の設営、照明と音響対策等の事前準備、ならびに終了後の作業に協力いただいた大阪大学中之島センターの皆様、各製薬会社の皆様、らん薬局の皆様、NPO法人役員の皆様、宮武内科職員の皆様、この他当日の勉強会の運営推進にお力添えいただいた数多くの皆様に、本誌をお借りして厚くお礼申し上げます。


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