MAN会報
晩年を心豊かに

事務局長 高峯 秀樹

宮武明彦先生にお誘いいただき、平成9年3月1日に発足した「御堂筋アズマネットワーク」の事務局長をお引き受けしてから満十五年の歳月がたちました。微力でしたがお役に立ちましたでしょうか。
私自身は宮武先生のタイムリーな身体のケアーのお蔭で、この10月13日に傘寿を迎えることが出来ました。感謝の気持ちで一杯です。
略称「宮武内科喘息友の会」は、85名の会員でスタートしました。長い間に会員の入退会がありましたが、現在は百余名です。発足当時を語れる会員は、上嶋幹子理事長、小山 優元副理事長、大和 健理事、堀内道男理事と私の五名になりました。
当会がこのように比較的活発な活動を続けているのは、宮武先生の気管支喘息に関する、患者さんへの新しい治療の啓発の努力と、患者一人ひとりに対する的確なオーダーメイド治療が信頼を集めているものと言えましょう。
そのことを証明しているのが上嶋理事長です。当会のメインの活動になっている「勉強会」に最初からこの10月6日に実施した第44回に至る20年間を欠かさずに出席されました。そして学んだら実践することにより、この1月19日に卒寿を迎えられました。

    記憶力 がくんと落ちて 夏深む
               秀樹

80才になって感じるのは、記憶力の減退と、それに反比例して小さな子供のようなイメージ力が蘇ってきました。子供が成長するのに大切な「これ何」「どうして」の好奇心も出てきて、書斎に座るのが楽しくなりました。
百貨店を定年退職する五年前に右脳を使って細胞を活性化する為に、油絵、書、俳句の三つを同時に始めました。三つとも、先ず先ずのレベルになり、それらを合せた俳画を始めようと思っています。又、その間、色々勉強したことを講演したり、書籍として出版したところ、好評なので、書斎の書籍、資料、写真の処分を兼ねて、三冊の本にまとめています。「吾がパッチワーク人生」「カルチャー・マーケティング」「俳句千夜一夜物語」です。

    草花を 描く日課や 秋に入る
               子規

子規は亡くなる直前まで病床で、俳句、短歌、文章の改革に励みました。そして死を間近にして、「日課」の句を作りました。私は、子規の生き様が好きです。

    柿食へば 子規の晩年 涙かな
               秀樹

あとどの位生きられるか判りませんが、晩年を心豊かに過ごそうと思っています。

    炎天の おのれ入る 墓磨かねば
                秀樹

今後ともよろしくお願いいたします。


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