MAN会報
第38回 NPO法人
御堂筋アズマネットワーク勉強会


理事 大和 健

 平成21年4月4日(土)大阪大学中之島センター、メモリアルホールにおいて、御堂筋アズマネットワーク主催、医療法人宮武内科協賛の勉強会に153名の出席者で開催されました。
 上嶋理事長の挨拶に続き宮武先生の挨拶があり、宮武先生が「若年喘息既往の有無についての比較」というテーマで講演されました。



 内容は気管支喘息自然経過として、
 1)完全緩解群
 2)長期緩解、時々軽発作が、認められる群
 3)喘息症状持続群
 4)喘息症状持続し、症状が徐々に悪化
 5)喘息死
 で、宮武内科では2)・3)4)の治療を行っております。そして、
   気管支喘息年齢経過について
 1)小児発症群(10才まで)
 2)思春期発症群(11才〜17才)
 3)成人再発群
 4)成人初発群(21才以上)
 で再発群は小児喘息であって成人になってからの発症でアレルギー体質によるものであります。
初発群は薬剤過敏症、アスピリン喘息の頻度が多く再発群に比較して初発群は、明らかに重症タイプの喘息患者が多くなっているようで、今後再発群患者の治療と平行して初発群患者の治療に熱心に取り組み、指示通りの治療内容を守る必要性を強調されました。
 続いて座長の小塚雄民先生が大阪医科大学耳鼻咽喉科学教室の竹中 洋教授の経歴等を紹介されました。



竹中先生は「花粉症および喘息と関係のある鼻・耳の病気について」のテーマで耳鼻咽喉科はめまい、のどの痛み等を治療し、特徴として聞こえ・臭いをかぐ・味わう・噛む等の異常に対応しております。
 そしてアレルギー性鼻炎と喘息について、小児喘息ではダニ感作がスギ感作に先行し・ダニ感作の発症型に蓄膿症があり・スギ花粉単独の喘息では頑固な咳が特徴です。
 また耳・鼻の病気について好酸球(白血球の一種)が関係し、好酸球の悪さにより喘息、中耳炎等が発症するために、好酸球の数値に注目して行く必要性を話されました。
 最後に座長の長坂行雄先生が大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学の橋本 淳准教授の経歴等を紹介されました。



橋本先生は「加齢に伴う膝・腰の病気について」のテーマで内容は宮武内科の患者からのアンケートを基に講演されました。
 まず加齢と共に生じる変化については根本的な治療はないようです。
治療に関しては医師が患者に質問し、患者は痛い部分を指し・いつから痛いか・どんな時痛いか・歩けないくらい痛いかを正直に答える必要があります。それにより医師がいろいろな治療を行います。(患者はこのような医師を選択する必要があります)
 膝の痛みは体重に左右され、階段の昇り降りの痛み・膝のまげ、伸びの痛み・関節に水がたまる。このような変型性関節炎症の治療には正座しなくエスカレーターやエレベーターを利用し減量する・保存的治療は温熱療法・ふとももの強化・装具(サポーターなど)・薬物治療・外科的治療(手術)があります。 腰痛については症状によっての治療と薬物治療があります。
 予防として
(1)背筋力の強化
(2)たち、すわりを正しくする。
(3)筋力は加齢と共に衰える為それに対する薬物がないので毎日正しい姿勢で筋力トレーニングを行うこと。
 今後私達はいろいろな予防方法を頭に刻み込み日々規則正しい生活を行い膝・腰の痛みと向かいあって行きたいと思います。

 (出席者氏名・順不同)
上嶋幹子、井上敬子、東 恭子、今中一江、上地義男、大枝和子、油谷イシノ、上野ハルノ、大川安弥子、内山成子、宇渡正行、江副幸子、大高照子、金子静子、川端曙美、川口智治、楠村静男、小山 優、小林禮子、河野良子、下山チエ子、田中ナラエ、田村幸代、高峯秀樹、武智みゆき、田中俊子、谷田恵美子、竹田秀子、葛籠イツ子、津田禎三、津田佳英子、中島 弘、中野幸子、中島佐起子、鳴瀬 勇、林 明美、橋本美佐子、樋口鈴子、平野恵子、平田 猛、布野裕子、古城戸 ミヨ、藤田弘子、藤川儀夫、松本光津子、松下和子、宮田哲子、村尾明子、森岡トモ子、餅谷タミエ、吉岡孝子、吉富康二、山口輝代、大和 健、山田清之、直田文子、堀内道男

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