MAN会報
息子が巣立つ時

理事 吉富 康二

中国北京に滞在している長男より昨年「北京の空気が悪いせいか鼻詰まりで困っている、一度帰国して治療したい」と知らせを受け、宮武先生に相談し、彼が診察を受けた際、然るべき耳鼻科の先生を紹介して頂いた。今年の春まで快方に向かって過ごしていた。ところが、北京の環境汚染が深刻なのか、先月、今度は「風邪をこじらせて、喉の痛みが残り体調も崩してしまった」と連絡があり、再び先生と相談、インタールの服用を勧められ、一ヶ月北京で服用したところ、症状が改善され現在小康状態にあります。息子は10月末に帰国し宮武内科で診察を受けた後、東京のホテルで本人の結婚披露宴に臨んだ。「世代の違う上司の人達から自分と仕事をしていて何の違和感も感じないしっかりした吉富君、裏を返せば、現代的でない吉富君・・・」との祝辞で笑いに包まれた楽しい披露宴を無事済ませることが出来、嬉しそうに二人で北京へ帰って行きました。贈り物や母親の用意した日本食のお土産の沢山入ったカバンにはインタールが大切そうに入っていました。
息子夫妻の去った後、妻と二人きりになり、肩の重りも取れた時になって、吉川英治の言葉が何故か胸にこみ上げてきました。
『花育て 花見るときは、陰の人』 時代遅れの(?)とても花とは言えぬ息子があんなに嬉しそうに笑ったのも宮武先生のお陰と感謝の気持ちで一杯です。

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