MAN会報
十年間空白のパスポート

理事長 上嶋 幹子

 今年は三月に入りましても寒の戻りがあり、 春遠からじの季節が続きました。 宮武先生もインフルエンザや気管支喘息の患者さんの対応に大変お忙しい時期でございました。 そのような中でロータリークラブの韓国講演旅行の企画に出発する日も近づいておりました。 私はこの企画を昨年より伺っていましたが、 とても寒い時期なので同行はできないものと思っていました。 十一月には発熱して微熱が続き、 レントゲン検査の結果、 まさかの肺炎の診断に驚きました。 然し宮武先生の適切な治療のお陰で年末には全快いたしました。 一月には恒例の新年会に出席することが出来ました。 今回は、 当会のNPO設立満五周年に加えて、 宮武、 藤田両先生がめでたく還暦を迎えられたお祝いもあり五十一名が参加されて盛会裡に無事終了することが出来ました。 その直後に、 諺の 「清水の舞台から飛び降りる」 心境で韓国ツアーへ参加する決心を致しました。
  体調にも気をつけておりましたが、 出発の日が近づくと、 寒気が続いて、 喘息気味になり咳が続きました。 出発の前日には咳の影響からか、 眼が充血してしまいました。 先生にご心配をかけてはと思いながらお知らせして、 眼科へ行きました。 レントゲン検査などの結果は悪性ではなかったのでほっとしましたが、 今まで経験したことのない不安な一日でした。  翌日の出発は早朝から小雨でした。  孫の運転で関西国際空港へ向かいました。 連絡橋を渡る時には急に天候が悪化して台風のような雨風となり先が見えない位でしたが無事に皆に迎えていただきました。 パスポートを取得して年目でやっと海外へ出かけることが出来ました。 出国手続きは当会理事の大和さんにお願いして、 以後韓国での紙幣の交換やらなにかにつけて帰国するまでお世話になりました。 ヒルトンホテルでの宮武先生のご講演の後のパーティーでは韓国の有力な女性ロータリアンの活躍が目立ち圧倒される思いが致しました。
 今回の海外旅行に参加して、 しみじみ感じたことは、 御堂筋アズマネットワークの設立に参加して良かったと思いました。 宮武先生を始め専門医の先生方のご指導と、 患者の会員同士がお互い励ましあって元気になれることは素晴らしいことだと思いました。 ぎりぎりの十年目で空白のパスポートが使えて本当に良かったと思います。 微力ですがこれからもNPO活動に邁進したいと存じております。

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