MAN会報
NPO法人御堂筋アズマネットワーク
設立5周年に寄せて


顧問理事  小塚 雄民

   会長上嶋幹子氏、 事務局長峯秀樹氏、 特別顧問医師の宮武明彦先生、 その他多数の皆様のご努力の結果、 NPO法人御堂筋アズマネットワークの設立5周年を迎えることができたことをお慶び申し上げます。
 平成年月、 宮武先生はこのネットワーク発足に際して、 会員同士の喘息の情報、 知識の交換、 最新の喘息治療情報、 啓蒙活動にとどまらず、 禁煙運動、 日本人遺伝子バンク創設を提案されています。
 この提案の通り、 平成年4月の診療報酬改定で 「ニコチン依存症管理料」 が新設され、 禁煙治療は医療保険の適応となりました。 このことは国が喫煙は個人の嗜好ではなく、 ひとつの疾患であることを認めたとになります。 2005年全国たばこ喫煙者率調査によりますと、 成人の喫煙率は、 男性45.8%、 女性13.8%であり、 先進国のなかでは喫煙率の最も高い国です。 禁煙を推進することにより、 短期的に重篤な疾患を劇的に減少させ、 喫煙者・非喫煙者の健康の維持と莫大な保険財政の節約になり、 社会全体の健康増進に寄与すると期待されています。 WHO 「たばこ規制枠組条約」 のもとで、 タバコ価格・税の引き上げや喫煙場所の制限などのタバコ規制の体制が推進され、 それに伴って喫煙者が減少すると予想されます。  日本人遺伝子バンクを作成することも重要な課題です。 喘息の原因・悪化因子が解明されることにより、 個別の治療が可能となることが予想されます。
 会員同士の喘息の情報、 知識の交換、 最新の喘息治療情報、 啓蒙活動は最も重要なことです。 一人で悩まないで、 いつでも、 誰でも良い医療を受けられるように御堂筋アズマネットワークがさらに発展することを祈念いたします。
(日野クリニック院長)

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