MAN会報
私にできるNPO
〜 宮武先生に触発されて〜


当会 顧問理事 税理士 鳥居 義昭 

  「宮武内科勉強会」 が30回になるという。 先生との出会いからまだ6〜7年のおつきあいなので、 2〜3回程度しか参加できていないが。 多彩な講師陣を見て、 宮武先生のネットワークの広さに感心させられた。 とりわけ節目の勉強会である今回の企画は、 これ以上の組み合わせは考えられない実力と名声を兼ね備えた二人の有名人が席を並べられるというから驚きだ。 こんな先生を主治医とされている患者さんは幸せだなとも思う。
  「宮武内科勉強会」 をヒントに、 私も自らの仕事を通じて知り合ったお客様や団体の人に何か役に立ち喜んでもらえることができないかと考えた。 税金や経済の話はちょっと固いし、 他でもたくさんやられているので、 「生き方」 を考えるような講演会や、 文化などに徹した企画をやってみようとまず第一歩を踏み出した。
 第一回目は 「生き方を考える学習会」 とし、 「連帯と助け合い」 をテーマとした。 丁度その頃、 暉峻淑子さん (埼玉大学名誉教授) が 「豊かさの条件」 (岩波新書) を出版され 「競争ではなく連帯による平和がいかに大切か」 ということを訴えておられた。 読み終えた人から静かな感動が伝えられ 「じかに話が聞きたい」 との声も多く、 ビッグな講演会が実現した。 この時は、 暉峻さんの講演をメインとしながらも、 阪神大震災で被災した若者たちにも登場してもらった。 参加者430人、 アンケートで感想を寄せた人は195人 (後日ファックスやメール、 手紙などで感想を寄せられた人も多い) に達した。 講師と会場が一体となった不思議なハーモニーをこの講演会から感じることができ、 次も何かやりたいとの思いにかられた。
 第二回目にあたる昨年は、 少し趣きを変え、 著名なヴァイオリニスト松野迅さんをお招きすることができた。 この企画の目玉は二つで、 その一つは松野さんのストラディヴァリウスの華麗な響きと含蓄のある曲の解説を中心としたトーク。 曲は平和への強いメッセージを込め、 アジアの曲だけでプログラムを編成してもらった。 二つ目は、 イスラム風の玄関廻りが特徴となっている大阪倶楽部を借りることができたことである。 安井武雄氏の設計による大正十三年建設の 「大阪のよき時代」 を代表する建造物で、 松野さんのストラディヴァリウスを聴くには最もふさわしいホールの一つである。 当日は台風号が大阪を直撃した日、 アンコール演奏が終わったその時刻に台風が上陸するというタイミングであった。 悪天候にかかわらず満席となった会場の拍手が雷を超えて鳴り響いた。
 さて三回目の今年、 目で楽しめる本格的なパントマイムを準備中。 東京で活躍中の松井朝子さんと企画をすり合わせている。 500人位が入場できる広い会場を手配したいと考えているので、 御堂筋アズマネットワークのみなさまにも是非とも御覧になって頂きたい。

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